93日目(1月1日 水) Frohes Neues Jahr
Frohes Neues Jahr
ということで、今さらながら
明けましたおめでとうございました。
昨日の続きです。
年明けの瞬間に鐘が鳴るとともに、村のあちこちから花火が上がりました。周りを見渡すと、あたりの村・町そこかしこで花火があがっています。丘の上にいたため、遠くの街も含めて全周囲で花火が上がっている様子を眺めることができました。
一斉にあたり一面で花火が上がるというのは初めて見ました。テト攻勢というワードが頭をよぎりました。
▲あちこちで上がる花火
これは村や町が公式に行っているイベントではなく、各々が個人で花火を買ってきて勝手に打ち上げているだけらしいのですが、それにしてはかなり豪華でした。結局20分くらい花火が上がりっぱなしでした。
その際に「日本では年明けの瞬間何をするの?」と尋ねられたのですが、うまい答えが浮かびませんでした。日本ではその”瞬間”に何かをするということはないような気がします。初詣に行ったり、除夜の鐘を聞いたりはしますが、年明けの瞬間にこだわったものではありません。何かあるでしょうか。
教会の管理をしていた友人も鐘を鳴らし終えると急いで家に帰り、花火を打ち上げていました。何かこう発射台も一緒になったセットをお店で売っていたらしいです。
年明けの瞬間はそんな感じで終え、寒かったので家に帰って就寝。
昼前に起きてからはまた子供たちに連れられて外へ。何かすごいものを発見したらしいです。
▲花火の燃えカス?
これが"すごいもの"の正体だったようです。身も蓋もない言い方をすればゴミですが、これを見て子供たちは大はしゃぎです。あちこちのゴミ捨て場となっている場所を見て回り、その度に大喜びしていました。
子供たちは朝早く起きて村を一周していたらしく「朝はもっといっぱいあったのに...」と残念がっていましたが、あるゴミ捨て場で未使用の花火を発見すると、比喩ではなく文字通り飛び跳ねて喜んでいました。さすがですね。
日本であれば、これから親戚のもとを回ったりするところですが、こちらではクリスマスがその代役となっているためか、特にそういったイベントはありませんでした。年明けの瞬間を除けば地味な日といえるかもしれません。