Wuppertal 留学日記

2013年10月から1年間、交換留学でドイツへ行く機会に恵まれました。体験談などを書き残していきたいと思います。

18日目(10月18日 金) Wuppertal観光

また更新が遅れてしまいました。

昨日の話しになってしまい恐縮ですが、さかのぼって日記を書かせていただきます。

 

昨日は、Wuppertal大学の International Student Team主催の市内ツアーがあり、それに参加してきました。

既に到着してから約2週間が経過しており、自分でもあちこち歩き回っていたつもりだったのですが、全く行ったことのないエリアへも連れて行ってもらう事ができたため新鮮な気持ちで楽しむことができました。

およそ20人ほどでグループを作り、うろうろ町を歩き回るだけといえばそれまでなのですが、町の中に銅像やら石碑やらがあり、今まで素通りしていたのですがそれらについても色々説明を聞くことができました。

ただ、今回は「せっかくだしドイツ語で解説しますね!」ということになっており、留学生同士は大半が英語で会話しているのですが、ガイドさんはドイツ語縛りを自分で設けたようでした。

ドイツ語ができる自信は全くなかったので何も理解できないのではないかと不安だったのですが、不思議な事に時折何を言っているか何となくわかったりして、少し自信がでてきました。単語を拾う事ができなければどうにもならないのですが、単語さえ知っていれば文法的な事が良く分からなくても何となく何を言っているかは掴むことができるように思います。よく考えたら英語もそんなもんですね。もしかしたら日本語さえそうかもしれません。

また、理解できなかった時は他の留学生に「今の分かった?」と話しかける口実として利用出来るのでそれはそれで無駄ではないのです。

ガイド内容については言葉で色々説明するよりも写真にお任せしましょう。

 

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▲ガイドツアーの様子

水色の服を着た方がガイドさんでした。後姿だけなら肖像権は大丈夫...かな。

 

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▲教会 こんなものがあるとは知りませんでした

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▲教会内部 おごそかな雰囲気でしたが写真を取って良いというのに驚き

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▲昔のトイレ?らしいです 

何百人が住む一体にこのトイレ3つしかなかったというようなことをいっていたような...

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▲これはなんと”簡易図書館”だそうです

「勝手に持って行って勝手に返しに来てね」というシステムだそうで。その発想はなかった。

 

ってな感じでツアーをした後は、最近仲良くしてもらっているスロヴァキアの青年と彼と仲の良いメンバーと一緒にお昼ご飯を食べに行きました。Dönerでしたが、電車で二駅くらい移動していつもとは違うお店に行きました。

その際に初めて知ったのですが、学生証を持っていれば「鈍行電車・バスは無料で乗り放題」なのですね。学生用の安いチケットがあるという話を聞いたことがあったので、せいぜい学割がある程度だろうと思っていたので衝撃を受けました。もったいない勘違いをしていました。

しかも、それは欧州圏内では一般常識レベルの事だったらしく、「え?日本はそういうのないの?」みたいな反応をされてしまったくらいでした。青春18切符でお得感を感じていた自分が惨めになります。まさか無料で乗り放題とは...

ドイツの駅にはいわゆる改札口がありません。車内で切符をチェックされる方式なのです。ですから、学生証さえあればまさにフリーエントリー・フリーライドなのです。学生...何という身分...!!

もし海外をあちこち旅行してみたいと思っている方がいましたら、上記の理由から学生という身分が消えないうちに渡航されることをお勧めします。留学という形であれば何らかの学生身分を証明する書類をもらえるはずですので、これを生かさない手はありません。