Wuppertal 留学日記

2013年10月から1年間、交換留学でドイツへ行く機会に恵まれました。体験談などを書き残していきたいと思います。

31日目(10月31日 木) ちょうど一カ月

ちょうど一カ月

今日で到着してちょうど一カ月になります。早かった...あまりにも早かった。この調子だと本当に一年など一瞬なのではないかと思います。

今日の授業は昨日と違う先生が担当でした。ちなみに昨日も一昨日とは違う先生でした。三人で交代制で授業を行うそうです。
最初の先生はドイツ語をかなりゆっくり話してくださったのでビギナーの私にもかろうじて聞き取れるレベルだったのですが、今日の先生はノーマルなスピードで説明をされる方でした。最初は「こりゃマズイ!」と思ったのですが、最初の1コマの間に少しずつ慣れてきて概要を掴めるようになってきました。といっても、テキストに沿った内容を説明してくださっているから文脈から推測できるというだけで、リスニング力がアップしたわけではないような気がします。

授業中に電子辞書を使用していたところ、「安易に辞書に頼るのは良くない。ドイツ語で説明するから、そこから意味を手繰るようにして練習した方がいいよ。」というようなアドバイスをいただきました。授業中に分からない単語を調べていて置いて行かれることもあったので、そういった意味でもごもっともなご指摘だったと思います。

今日は他の日本人学生に誘われて、一緒に学食へ行きました。皆色々な興味でもってドイツへ来ているようなので、話をきいていて面白いです。
授業は留学生向けのものなので受講者の中にドイツ人はいません。また、今まで参加したイベントも国際交流課主催のものばかりなので、主催者側にしかドイツ人はいません。
もしかすると、ドイツ人の友人をつくるのは結構ハードルが高いのでは?と思っています。一応国際交流課の中に一人だけお話できる相手がいますが、そういった繋がりを利用しない限りは難しいです。

一カ月で得た成果といえば、
1. 数人の話し相手が出来た(主に英語)
2. 一人暮らしに慣れてきた
3. Wuppertal中心部の地理に明るくなった
といったところでしょうか。焦っても仕方ないのでしょうが、なんだかなぁ...

そういえば今日はハロウィンでした。夕方に町へ出てみたのですが、ちらほら仮装している人がいるというくらいで、何か派手なイベントをやっているということはありませんでした。
小さな発見になりますが、帰りにスーパーに寄ったところ、中学生くらいと思しき子供たちがこぞって卵を購入していました。最初はおつかいかな?と思っていましたが、そこにいた4~5人がそれぞれ2パックほど抱えているのを見て、これはハロウィン用ではないかと思い直しました。お菓子くれなかったら卵投げつけるぞ!という感じではないでしょうか。投げつけられたわけではないので分かりませんが、尋常ならざる何かを感じました。

大学ではハロウィンパーティがあったそうですが、夜遅くからフィーバーするとのことだったので自分は行きませんでした。少し興味はあったのですが、あまりハイテンションなパーティの雰囲気は好きではないこともあって消極的になってしまいました。
何でもやってみた方がいい!という意見には同意しますが、文字通り“何でも”というのは難しいです。“言うは易し”ですね。

明日はキリスト教の祝日らしいので、大学を含め各施設は閉まっているとのことです。部屋の片づけでもして過ごそうと思います。休日こそどこかへ行きたいところですが、もどかしい話です。