Wuppertal 留学日記

2013年10月から1年間、交換留学でドイツへ行く機会に恵まれました。体験談などを書き残していきたいと思います。

39日目(11月8日 金) Tee Party

金曜日は休日ということで、いつもよりのんびり寝てやろうと意気込んでいました。一度0930時に目覚めたのですが「まだ早すぎる!」と思い二度寝したところお昼ごろに活動を開始する運びとなりました。なんか時間を無駄にしたような気もしますが何だかよく分からない意地で寝てやりました。

今日の予定はもともと一切なかったのですが、昨日他大学からWuppertalへ来た日本人学生さんからJapanese-English Tee Partyがあるから興味があればどうぞ、というようなメールをいただいたのでそれに参加してみることにしました。

ところが、指定された場所へ行ってみたところどう考えても授業用教室だったので、この場所でいいのだろうかと不安になり、他にそれっぽいところがないか、しばらくあたりをウロウロしていました。すると、アジア人っぽい学生さんがその部屋から出てきたので、「この辺でTeePartyやってる部屋があるって聞いたんですけど」と話しかけてみると「ああ、ここだよ」と案内してくれました。普段授業で使っている部屋を貸し切って会が開かれていたのでした。

参加者の中には今まで一度もお会いしたことのなかった日本人学生がたくさんいたため驚きました。自分は交換留学制度を利用してWuppertalへ来ましたが、その方たちはまた別のプログラムでいらしているとのことでした。しかもM1の方ばかりでしたので恐縮してしまいました。
英語で開講されている技術系の授業を履修しているそうで、ドイツ語の授業はとらないとのことでした。仲良くなったインド人学生たちも、以前同じような話をしていたのでそういう理系向けプログラムがあるのかもしれません。

他には、ここで日本語を学んでいるというドイツの学生が3~4人来ていました。中には日本でしばらく勉強していたという方もおり、ほぼペラペラというレベルでした。自己紹介から日独双方の食文化の話まで、色々と面白い話を聞かせていただきました。
参加してみて良かったです。話せる相手が増えるというのはいいものですね。


Tee Partyが終わると夕方になっていたので、洗濯ものをランドリーに突っ込んでから夕食を食べに町へ出かけました。最近はソーセージ→スパゲッティ→Dönerの三段活用で夕食を済ませてきたのですが、これにも飽きてきてしまいました。
それぞれの料理は非常においしいのですが、美味しいから毎日食べられる!というわけでもないようです。ソーセージもスパゲッティもつくるのが簡単でおいしいということで使い過ぎました。Dönerも安いし野菜が一杯ということで重宝していたのですが、重宝し過ぎました。
何か新しいものを探そうと思ってあちこち歩いていたのですが、結局目ぼしいものはなくDönerに落ち着きました。といっても、いつもと違うお店で食べてみたので少しは新鮮さがありましたが...

そろそろ自炊レベルのアップが必要な時期かもしれません。「焼いただけ / 茹でただけ」から「切って煮て盛り付ける」くらいの何かへとステップアップできればもう少しレパートリーも増やせそうです。
或いは、インスタント食品に手を出すという手もあります。冷凍物は色々あるようだったので、これを購入することでしばらくは変わったものを食べていけるような気もします。ただ、部屋には電子レンジがないので冷凍物を購入しても結局フライパンで調理することになり手間がかかる点は変わらないので、それならばいっそ何か調理スキルのアップに繋がることを試した方がいいような気もします。

そんなことを考えながら寮に帰ってきて、洗濯ものを片付けにランドリーへ向うと暗がりの中で作業している人がいました。懐中電灯を持っていたので「ライト使いますか?」と聞いてみたのですがおせっかいだったようです。その代わり、「一ついいかしら?君は留学生だよね?私は国際交流課メンバーの一員なんだけど、木曜日の夜に毎週会合があるの知ってる?是非来て頂戴!」みたいな勧誘をされました。

アレ?それ毎週行ってる気がするんだけど...と思ったのですが、昨日行き忘れたことに気が付きました。そういえば昨日は木曜だった...
何にせよ、来週は行きますといってお別れしましたが、自己紹介をしていただきながら相手の名前を失念し、暗がりだったため顔も見えなかったため、次回お会いした時に相手を認識できる気がしません。一体誰だったんだろう。

次の木曜日は「先週ランドリーでお会いしませんでした?」と聞いて回ることになるのでしょうか。それも何だか楽しそうですが。