190日目(4月8日 火) イギリス旅行 その5 ~Londonへ~
リヴァプール観光 ~LiverpoolからLondonへ~
この日は朝から半日リヴァプールを観光し、夕方にはロンドンへ帰る予定です。例によってホテルは押さえてありますので、この日はどう転んでもロンドンまで行かなければなりませんでしたが、具体的な時間等は定めていませんでした。
朝はホテルのチェックアウトを済ませたら、ライムストリート駅に向かい、荷物を預けて帰りの電車を確認するところから始めました。大体19時前後の電車に乗ることができれば、22時前にはロンドンに帰ることができるようです。18時過ぎまでは遊んでいても大丈夫なようです。
最初の目的地は「ビートルズストーリー」という施設でした。その名が示すように、ビートルズ結成から解散までの流れを、様々な資料で解説してくれている博物館のようなものです。これは海沿いの埠頭エリアに位置していたため、街並みを見ながら歩いて市街地を抜けることにしました。
▲朝のマシューストリート
昨日散々迷った挙句にたどり着いたマシューストリートでしたが、最短ルートで駅から徒歩五分でした。なんと。
ところで、マシューストリートには「キャバーン」という有名なパブがあります。
▲キャバーン!ポイント倍点!
夜間はライブハウスパブとして営業しているのですが、日中は観光客向けに開放されています。
▲このようにあれこれ展示されていたり、お土産グッズがあれこれ販売されていたり。
昼間であれば入場料等も必要ないのでふらっと立ち寄ることができて良いです。
▲キャバーンを通り過ぎて、マシューストリートを抜ける角には大きなお土産屋が。
▲天を指差すレノン像
「じゃ、先行ってるよ」とでも言っていそうな不敵な笑み
▲埠頭エリア パノラマ
▲ビートルズストーリー入口
館内では音声案内を手渡されるのですが、対応言語が10か国語ほど用意されており、日本語も含まれていたので驚きました。せっかくなので今回は日本語音声を利用させていただくことに。
▲そういえば、ビートルズはドイツのハンブルクに修行に出たことがあるそうです。
NHKのドイツ語講座でもそんな話をしていたような。
▲ドイツ語のビラ
ハンブルクがビートルズを成長させたということらしく、このエリアはドイツ関連の話やらグッズにあふれていました。
一通り順路を回り終えると、休憩所としてスターバックスコーヒーに繋がっていました。ホントにどこにでもあるんですねスターバックス。レジで「どこからきたの?」と尋ねられたので、日本から来た旨を伝えたところ日本語でお返事が返ってきました。日本に興味があって勉強しているそうで、今年日本へ行く予定があるのだそうです。案外日本ってメジャーな国なのでしょうか。こちらへ来てから、やたら日本語で話しかけられたり、日本に興味があるという学生に会ったりしています。
スターバックスに続いて、順路はお土産屋に続いていました。このあたりは日本の観光地同様、商魂たくましいというかなんというか。
ドイツの博物館はお土産ショップが質素だったり、出口と離れた別の建物に入っていたりすることが多いのですが、イギリスは戦車博物館もここも、この後に訪れたいくつかの施設も全てお土産屋を通らなければ出口にたどり着けない構造になっていました。
あれこれグッズを眺めているのも楽しいのでありがたい話なのですが、なんとも露骨な配置ですね。
▲海沿い
この日は素晴らしく良い天気でした。博物館の中にいるのがもったいないくらいです。海沿いは風が強いので、外にいるのが一概に心地良いとも言えませんが、のんびり景色を見ているのも楽しかったです。
▲街並み
リヴァプールは港の田舎町だとばかり思っていたのですが、こんな感じで近代的で発展しています。
続いては、ちょっと中心地から離れて郊外へ。
▲ペニーレーン
中心街からバスで30分ほどの位置です。
▲床屋
辺りにはあちこちに床屋があるため、どれが歌に出てきた店なのか分かりませんでしたが、ちょうど付近で出会った日本人観光客の方が「これらしい」ということを教えてくださいました。ありがたや。
おかげさまで今日の任務達成。
この後は、中心街に帰り夕食でした。
▲ナントカパイ
左のパンみたいなものの中にシチューのようなものが入っており、食べごたえがありました。イギリスは料理がおいしくないという噂をあちこちで耳にしていましたが、今回食べたものはこれも含めておいしいものばかりでした。ちょうど当たりだったのか、それとも噂が独り歩きしていただけなのか。
この日は、ビートルズストーリーとペニーレーンの二か所が主な目的地でした。本当はストロベリーフィールズなど、他にも行ってみたいところがありましたが時間切れです。それはまた次回(次があるかどうかは定かではありませんが)ということにして、ロンドンへ帰らなければなりませんでした。
この日のホテルは、先日同様ハイドパークの端っこの方に位置していたのですが、今回は地下鉄を有効利用できたためさほど苦労もなくたどり着くことができました。