Wuppertal 留学日記

2013年10月から1年間、交換留学でドイツへ行く機会に恵まれました。体験談などを書き残していきたいと思います。

138日目(2月15日 土) お見送り

お見送り

昨日お別れ会をした方たちは、この日の朝Düsseldorfの空港へ向かうことになっていました。いつもであれば土日は昼前まで寝ているところですが、少し早起きをしてお見送りをすることに。

交換留学プログラムの違いからか、彼らはこちらの大学の国際交流課の方たちに空港まで送ってもらえることになっていたようで、朝は車に荷物を積み込むところから始まりました。協定校が違えば、対応も全く違うのですね。

長々と別れを惜しむ時間もなく、淡々とお別れをしたわけですが、下手をするともう一生会わない人もいるかもしれないと思うと感慨深いものがあります。しかし、冷静に考えると、日本を出る際にも似たような別れがあり、それを経ておきながら、現在まで特に寂しさを感じることなく暮らすことができています。きっとこの別れも過ぎてしまえば、自分に対して大した衝撃はもたらさないのでしょう。もしかしたら自分は案外冷たい人間なのかもしれないな、と思いますが、それくらいの方が気楽に生きていけるのかもしれません。それに、どちらにしろ新しい環境では新しい人脈ができ、新しい人たちの中で生活することになるわけですから、過去の知人すべてに思いをはせることは不可能です。

まだまだ大学生の私ですが、そんな私も今まで幼稚園、小学校、中学校、高校といくつかの組織に所属してきました。その都度、異なる人たちと交流を持ったわけですが、未だに交流があるのはほんの一握りです。知り合ったすべての人々を100とするならば、今でも友人として交流があるのはそのうちの5くらいのものです。母数である知り合った人数が多いというのも一つの理由ですが、なんにしても人間関係は案外流動的なものだと思います。

何かよく分からない話になってきましたが、要するにお別れさびしいですという話でした。