Wuppertal 留学日記

2013年10月から1年間、交換留学でドイツへ行く機会に恵まれました。体験談などを書き残していきたいと思います。

135日目(2月12日 水) 授業日

授業日

何の変哲もない、授業の日でした。
今年の授業が始まってから2~3週間が経ちましたが、今日改めて発見したのは水曜日を担当してくださっている先生の授業が最も分かりやすいということです。
この先生はテキストの他に、OHPを使って資料をホワイトボードに写し、みんなで演習問題を解くパートを用意してくださるのですが、これが非常に助かります。
テキストの解説を読まれても、その解説で使われている単語が分からなかったりすることが常なので、いっそ解き方のパターンを実践して見せてもらい、それを見よう見まねで模倣していくという方法の方が分かりやすいのです。
学習は模倣から始まるといいますが、あれはその通りですね。そして、実践の中でぼんやりと理解したことを、一通り問題を解いた後で改めて解説していただくと「そういうことだったのか!」とスムーズに納得できます。

私は以前塾講師をしていたことがあったのですが、その際には一通り概要を説明した後で練習問題を解くというスタイルで教えていました。教える側としては、これが最も秩序立っていて、なおかつ明快な気がしていたのですが、教えられる側としてはそうとも限らないのかもしれませんね。
取りあえず理屈は分からなくてもいいから使ってみる、試してみる方が、後になって記憶に残っていたりするのですから不思議なものです。