10日目(10月10日) マインツ ～ ヴィースバーデン ～ コブレンツ

朝はマフィンとコーヒーをいただきました。カフェに入った時もそうでしたが、ガラスでできたカップでホットコーヒーを飲んだりするんですね。

この日の午後には寮へ戻らなければならなかったため、コブレンツの駅まで送ってもらう事になっていました。といっても午前中は暇なので寄り道をしながらです。

まずはヴィースバーデンに向かいます。ヴィースバーデンはマインツから橋一つ隔てたところに存在しています。お隣さんということで一種のライバル関係にある街だそうです。ヴィースバーデンに向かった理由はまた別の娘さんに会いに行くためです。

昨日泊めてくれたのは、Mさんの言葉を借りれば娘3号とのこと。これから行くのは1号と2号のところということです。中々の大家族です。

マインツもヴィースバーデンも建物や並木道が綺麗で、ウロウロしているだけでも楽しめそうな町です。とはいっても午後には帰らなければならなかったので、少し立ち寄った程度で町を出ることになってしまいました。

娘1,2号宅では、Mさんのお孫さん(生まれて2週間半だそうです)に会い、また帰り道で立ち寄れそうな博物館を探してくれたりもしました。

そこで得た情報を元に、Römische Germanische Museumというローマ時代の遺物などが展示されている博物館へ行くことにしました。昨日のオープンエア―ミュージアムとは違い、今回は博物館らしい博物館です。説明文をスムーズに読めるわけではないので、展示物が一体何なのかを正確に理解することはできませんでしたが、世界史の教科書で見たことのあるようなテイストのものが一面に展示されている様は迫力があります。

そんなことをしていたらお昼過ぎになってしまったので、いよいよコブレンツへ向うことになりました。コブレンツにも色々見どころがあるということで、帰りの電車の時間まで少し見学できるのを楽しみにしていました。

先日モーゼル川の話をしましたが、コブレンツにてモーゼル川はライン川と合流します。合流する地点は、Deutsches Eckとして有名な観光名所となっています。

最後の一枚は、モーゼルとラインの境目を写したものです。肉眼で見た時は水の色が左右で違って見えたのですが、写真ではイマイチ良く分かりませんね。ちなみに左側がモーゼル、右側がラインだそうです。

また、ここは観光名所ということもあってカフェのようなものもありました。そこでMさんにオススメされたのがCurry Wurstです。名前の通り、カレー味のソーセージなのですが「ドイツ料理ならシュニッツェルだけでなくこれも食べておくべき！」とのことでした。

量もそれほど多くないので、おやつ感覚で気楽に食べることが出来ます。ソーセージにもかなり色々種類があるようなのでまだ比較はできませんが、Curry Wurstはかなりイケました。

などとのんびり観光をしていたら電車の時間ぎりぎりになってしまったため、Mさんに駅まで送ってもらって別れの挨拶も早々にプラットフォームまでダッシュすることになってしまいました。結局間に合わず、一本送らせることになってしまいましたが、楽しい時間が過ごせたので良かったです。Mさんは「クリスマスの時期にまたおいで」と招待してくださったので、その時に何かお礼の品でも持っていければなぁと思います。

そういえば、帰りの電車はICEでした。いわゆるヨーロッパの新幹線のようなものですが、これが初体験でした。写真をとるのを忘れたのでまた今度機会があればアップしようと思います。ググれば数秒で見ることもできますけどね。

翌日が留学生向けガイダンスだったので帰ってからは荷物を片付けてすぐに寝てしまいました。